開山縁起


開山年代は不詳であるが、六部行脚僧が庵を結び持参の阿弥陀如来を安置したことにはじまると言われる。当山由緒は次のように伝える。
「当山は元ト浄土宗ニシテ長昌寺と称シ、創立ノ年月日不明、久譽残察和尚ノ開基ナリ。時ノ本尊ハ阿弥陀如来ノ立木像ニシテ今尚現有ス。慈覚大師ノ作ト伝フ。寛永年間(1624~1644)宗旨ヲ曹洞宗ニ改メ、盛岡市鉈屋町(なたやちょう)寺ノ下、祇陀寺(ぎだじ)五世然室芳天(ねんしつほうてん)大和尚住山シ、当寺開山トシテ宗風ヲ挙揚(こよう)シ門風熾(さか)ンナリシト。寛永18年9月14日示寂(じじゃく)ス」その後、九世中興松峰玄鶴(しょうほうげんかく)大和尚の代に現在の萬峰山長松寺と改称される。
沿 革
| 寛政9年(1797) | 九世中興松峰玄鶴大和尚の代に本堂改築が計画されたが、工事途中で他界する。その後、十一世単山全堤(たんざんぜんてい)大和尚の代、総代佐藤半六(徳清家三代当主)氏の多大な協力により、現在の墓地に竣工した。 |
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| 大正13年(1924) | 十八世泰嶺慶雲(たいれいけいうん)大和尚の代、旧本堂の痛みが激しくなり、また狭くになった為、総代佐藤清右ヱ門(徳清家九代当主)氏の土地と建立資金の多大な寄贈により、六年の歳月をかけて現墓地に建立する。この功績により本寺祇陀寺から慶雲和尚に中興の称号贈与の話が出たが、慶雲和尚は辞退し、師匠であった十七世和尚に中興の称号を授かる。 |
| 昭和12年(1937) | 十九世柏樹亮菴(はくじゅりょうあん)大和尚が仙北託児所を開設する。 |
| 昭和25年(1950) | 二十世道忍亨悦(どうにんこうえつ)大和尚の時、地域住民の協力を得て児童福祉の一助として認可保育所「仙北保育園」を設置する。 |
| 昭和47年(1972) | 本堂、仏天蓋が寄贈される。 |
| 昭和49年(1974) | 先住二十一世中興啓雲祥悦(けいうんしょうえつ)大和尚の代、位牌堂改築と庫裏の新築を行う。 |
| 昭和51年(1976) | 庭園整備と駐車場の舗装を行う。 |
| 昭和54年(1979) | 本堂屋根銅板に葺き替え。保育園園舎全面改築を行う。 |
| 昭和62年(1987) | 本堂、人天蓋が寄贈される。 |
| 平成 2年(1990) | 秋葉殿の屋根を銅板にする。 |
| 平成 5年(1993) | 開山堂と位牌堂の屋根を銅板にする。 |
| 平成13年(2001) | 「仙北保育園」を「社会福祉法人長松寺会仙北保育園」として新たに法人を設立し、理事長に先住二十一世中興啓雲祥悦大和尚が就任する。 |



